七草粥
「七草粥」とは、毎年1月7日の朝にいただくおかゆのことです。
「これからはじまる一年間を健やかに暮らせるように」という願いが込められた日本の伝統食です。
年末からお正月にかけて、美味しいご馳走を食べたりお酒を呑む機会も増えますよね。
そんな時に、お疲れ気味の胃を休めてあげるという意味でとっても理にかなっていると感じます。
その名の通り、春の七草が使われていますが、全て言える方はそう多くはないはずです。
私も調べてみて初めて知りました。
「のせり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」からなる「春の七草」を入れるのが特徴で、地域によってはみそやもち、肉、魚などを加えることもあります。
熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県などの九州地方の一部の地域や、愛媛県東温市、高知県南国市などでは、七草をお粥ではなくお雑炊にして食べるようです。
地域によっての食べ方の違いなんかも調べてみると面白いですよね!
ところで、七草粥を食べる家庭が少ないように感じるのは私だけでしょうか。
小さいころからお正月が過ぎると家族で七草粥を食べていたため、お正月を過ぎたら七草粥を食べることは恒例となっています。
しかし、七草粥が食べられているのは約50%とのこと。
おせち料理やお雑煮は9割くらいの方が食べていると考えるとあまり浸透していないように感じますよね、、
疲れ切った胃のためにも身体に優しい食事をとってみるのはいかがでしょうか。
季節も感じられますしおすすめです。