冬季うつ
皆様、こんにちは。
SENECA営業サポート空野です。
私は昔から冬がとても苦手です。
高校生のころから冬になると一日の睡眠時間が3時間以上延びて活動時間が短くなってしまったり、すぐに疲れてしまったり、物事がうまく進まなくなる感覚があるためです。
ずっともやもやした気持ちを抱えて迎えていた冬ですが、何年か前に「冬季うつ」という言葉を知り、これまで経験した不調の説明がつくようになりました。
冬季うつは、季節性情動障害(Seasonal Affective Disorder、SAD)としても知られ、特に冬になるとうつ病のような症状が現れる精神的な障害です。
一般的に、秋から冬にかけての日照時間が短くなると、体内時計やメラトニン、セロトニンなどの神経化学物質のバランスが崩れ、症状が悪化する傾向があります。
典型的な冬季うつ病の症状には、抑うつ感、意欲の低下、エネルギー不足、睡眠障害、食欲の変化(特に炭水化物の摂取が増える)、集中力の低下などが含まれます。
これらの症状は、通常のうつ病の症状と似ていますが、冬季うつ病では特に冬季に限定された周期性が見られます。
今年も冬になり、これまでと同じような症状が出ていますが、自分の状態に名前がついているというだけでとても気楽になりました。
次は冬季うつのメカニズムは解明され、予防策などが確立されることを期待しつつ冬をやり過ごしていこうと思います。