ChatGPTの利用について
皆様、こんにちは。
株式会社SENECAの営業サポート小川です。
最近はChatGPTを含む生成AIの利活用について、さまざまな機関のガイドラインが出ていますね。その中でも各大学の対応が興味深かったため取り上げたいと思います。
まず、学生に対して全面的に禁止というところはあまり見られないような気がしました。この背景として、生成AIの利用を見分けることが難しいという消極的な理由も含まれているはずですが、それ以上にうまく利用できれば有用な技術であると捉えられているといえるのではないかと感じました。
そして、積極的な活用を掲げた大学では「生成AIを有害なものとし、利用を禁止するだけでは問題は解決しない」というような文言がみられました。この考え方は非常に大切で、これからも様々な技術が一種の流行となると思いますが、それをすべて受け入れないのは多くの場面で取り返しのつかない遅れを招くことが予想されます。
ただし、流行りの技術に振り回されてはいけない、技術やその出力の良し悪しを理解し、あくまでも主体的に活用することが重要ではないでしょうか。
また、どの大学にも共通するのは生成AIのマイナス面へを警戒する姿勢です。大まかには情報の正確性、セキュリティが懸念されています。特に研究情報などは非常に独自性の高いものですので、取り扱いは十分に注意しなければなりません。
ここまで大学ごとの生成AIに対するガイドラインなどを読んだ感想をつづりました。
私自身も生成AIの利点と限界を認識し、適切な場面での利用を心掛けたいと思います。