ベーグル作り
みなさま、こんにちは。
株式会社SENECA 営業サポートの出雲です。
この前のお休みはベーグル作りに挑戦しました。
ベーグル作りにはおおまかに、こねる→発酵→成形→茹でる→焼成という工程があります。
この中でほかのパンではほとんど見られない特徴的な工程が「茹でる」です。なぜベーグルをゆでるのか、その理由は食感にあります。
パン生地をゆでることでデンプンが湖化します。湖化したデンプンをオーブンで加熱して固めると、ベーグル特有のモチモチした食感と歯ごたえのあるパンを作ることが出来ます。
また、ゆでることによって表面に膜ができ、焼く際にふんわりとした仕上がりになる秘訣でもあります。また、ベーグルをゆでる際には、砂糖やはちみつを入れたお湯を用います。
お湯に糖類を加えることでベーグルに艶やかな光沢を出してくれるのです。 ベーグルのゆでる工程は、一見面倒かもしれませんが、そのおかげで特有の食感や風味が楽しめるのです。
ベーグルのゆでる工程が、その特有の食感や風味を作り出す秘訣であることを知っていると、より一層ベーグルを楽しむことができるかもしれません。
ぜひ、次回ベーカリーやカフェでベーグルを選ぶ際に、その食感の背後にある工程を思い浮かべながら楽しんでみてください。